2011年4月10日日曜日

ソフトバンク?和田が15勝目!多村も2打席連発

 (パ?リーグ、ソフトバンク5?0楽天、22回戦、ソフトバンク16勝5敗1分、8日、ヤフードーム)2位ソフトバンクの和田毅が8回無失点の好投。リーグトップの同僚?杉内俊哉とオリックスの金子千尋に並び、15勝目(8敗)を挙げた。

【写真で見る】登板前にマウンドをさわる和田

 力強さを取り戻した。ソフトバンク?和田の真っすぐが復活した。過去2試合連続で直球の最速は130キロ台にとどまっていたが、141キロをマーク。五回まで毎回の6三振を奪った。試合前、「何とか力になれるように頑張りたい」と気を引き締めた左腕は、3連敗中の悪夢を振り払うように腕を振った。

 序盤のピンチを切り抜けたのもストレートだった。初回。先頭の渡辺直に左前打を許し、二死ながら三塁に進まれた。ルイーズを外角への140キロの直球で空振り三振に料理。二回先頭の山崎に対しても2度141キロを計測し、空振り三振に切った。昨季10月以来4連勝中の楽天打線を手玉に取り、二?五回は1人の走者も出さなかった。

 8月11日に14勝目を挙げた後、3連敗。秋山監督は「下半身が大事なんだよ。打者にとっては打球がそうであるように、投手はどれだけ自分の球を投げられるか」と指摘していた。田之上投手コーチも同様に下半身を使って投げるよう助言。苦戦の続いた左腕がようやく復調の兆しを見せた。

 厳しい
戦いが続く中、周囲への感謝の気持ちを忘れない。通算1000奪三振を記念し、グラウンドキーパーに自らデザインしたTシャツを贈った。本拠地のグラウンドの写真と「Give it your ALL on our field!!(おれたちのグラウンドで思いっきり暴れてくれ)」というメッセージをプリント。「(記録達成は)グラウンドを整備してくれている人たちのおかげ」とほほ笑んだ。

 多村の2打席連続2ランで援護をもらうと、7回一死満塁も多村の好捕などで乗り切った。自己最多の15勝を目の前に踏みを強いられたが、ようやく「壁」を乗り越え、リーグトップの同僚?杉内らに並んだ。


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rmt アトランティカ

引用元:RMT

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